人間の複雑な心を表現したアルバム。

こんにちは。

今日はSEKAI NO OWARI のNewアルバム、「Eye」の個人的な感想を書きます。

音楽的知識は少ないので、感覚的な感想です。

メディア確認前に、真っ白な状態で一通り聴きました。

もしかしたら、本人の意思とは違う見解があるかもしれませんが、悪しからず。

 

 

Overview:アルバム全体の感想

ブログのタイトルで表現した通り、純粋に、真っ直ぐに…とはいかない複雑な心が表現されていると思います。少し闇がかった雰囲気のある曲が多く収録されています。しかしただ暗いわけではなく、心にある激しい何かを突き出してくれるものばかりでした。

 

曲の全体の感想として、”ジャンルはバラバラのように見えて同じ”という表現をしたいと思います。和風な落ち着いたものからビートの強い激しいものまでジャンルが違うように聴こえるそれぞれの曲は一貫して深瀬さん(と、なかじんさん)の声に合っていました。そして、様々な世界観が音楽の中で作られているのですが、どれも一つ筋が通っているように思います。それが何かはわかりませんが。

 

個人的な音楽の趣向として、よかったです。

 

私の好きなSEKAI NO OWARI でした。

 

1. LOVE SONG

 この曲はMV先行公開しましたね。

その時初めて聴いたのですが、私好みの曲で一気にアルバムへの期待が高まりました。

 まず印象的なのは、ベースですね。耳が喜んでます。

 とにかく、かっこいいです。間奏のところがとても。

最初のバイオリンのような音を聞くと、SEKAI NO OWARI お得意のオーケストラよりで、妄想しやすい曲かなと感じましたが、ベースの印象が強いからか、ロックな雰囲気もあります。ミックスですかね。好きです。

そして、歌詞。

キーワードは大人、時間、慣れ、でしょうか。

子供の描く大人ってなんでしょう。

大人は何が正解かわからないまま当たり前のように無感覚になっていくのでしょうか。

子供と大人の中間にいるつもりでいる私には希望でもあり不安でもある歌詞でした。

 

MVの感想も追加しておくと、曲の雰囲気には合っているのではないかと思います。

考察などはすぐにはできないですが、時間があればして見たいと思います。

MV:


SEKAI NO OWARI「LOVE SONG」

2. Blue Flower

この曲の第一印象は、ダークなテーマ曲です。

映画の悪役の登場シーンや何かを企んでいるときに使われそうな、胸をざわざわさせる雰囲気を醸し出す曲だなと思いました。

洋画の悪役をイメージしていただければより私の言わんとしていることがわかるのでしょう。

 

しかし、歌詞をよく聴いてみると、とても悲しい曲です。

ある人間が完全悪人になり、

全てを悟ってこの世の摂理を語っているような。

 

光と闇は表裏一体で、光は愛され、闇は毒されるのが決まり。    

どの人間がどちらに属していても、そこに理由はない。

闇ははみ出ものとして攻撃の的となるのが摂理。

ヤミは総じて孤独で、ヒカリを見れば闇は少し崩れる。

それを阻止するかのように、ヤミはさらに悪に徹する。

ヒカリとヤミはわかり合うことはできないのだから。

光が闇を取り払うか、闇が光を完全にかき消すか。

どちらかが無くなるまで、対立し続ける。

だから、ただひたすらに自分の役割を全うするまで。

 愛されたい心をかき消すように。

 

こんな妄想を働かせることができる暗い要素の強い曲です。

※あくまで私の感想です。

 

3. ANTI-HERO

この曲は2015年に既にリリースされています。

実写版映画「進撃の巨人:前篇」の主題歌でもありましたね。

この曲を聴いて思うことは、正義とは何なのかということ。

  

”良い”ことが他人には”良くない”ことかもしれない。

全人類が一つの”正しい”基準を持つことなどこの世の中でありえるのか。

だから、僕は僕の正義を貫くために、

相反する正義の前で戦う。

たとえそれが、世間一般に”悪”と評されることであっても。

その正義がいつか誰かを救うのだから。

 

カッコいいですよね。

そんなことをこの曲では言いたいのかなと思います。

アイデンティティーの話でもあるかもしれません。

ANTI-HERO はぬるま湯浸って空気を読んで、

平和に生きていきたい人たちにとっては

刺激的な曲なのだろうと思います。

 

この曲のMVのセットが闇らしくて好きなので、貼っておきます。


SEKAI NO OWARI「ANTI-HERO」

 

4. 夜桜

とても情緒あふれる雰囲気を持ちながら、悲しさが増してくこの曲。

この曲を聴いて歌詞をしって妄想したシチュエーションは…

 

今にも切れそうな街灯がまばらにともり、閑静な住宅街にある小さな公園。

女性はスマホを握りしめ、そこに咲く桜を眺めていた。

 

時代は変わり、中世のある静かな夜、

儚げな表情をしている美しい上位の女性を曇りがかった月明かりが照らしている。

お慕いしている方からの恋文を右手に握り、一筋の涙を流す女性。

もう二度と会うことのないお方との幸せな日々を未だ忘れられず、

庭園に咲く美しい桜の花が風に乗って散っていくのを

恋しそうに、眺めている。

永遠に続くと思っていた愛が儚いものだと初めて知った夜だった。

「今すぐ貴方に会いたい。」

 

時は過ぎ、現代。

公園に咲く桜は飽きないほど綺麗だった。

その時突風が吹き、たくさんの花びらが舞う。

桜はいとも簡単にその花びらを失い、美しさを失っていく。

その様子を眺めていた女性は後悔した。

迷わずまっすぐ彼と向き合えばよかった、と。

肌寒さのなか、冷たい缶ビールを開けひと思いに飲み干す。

彼女から溢れ出る涙は止まらない。

当たり前だと思っていた愛は脆くて、でも大切な存在だと知った夜だった。

「今すぐ貴方に会いたい」

 

2人の女性は、ただひたすらに想っていた。

もう戻ることのできない幸せな時間を愛した。

ポツポツと雨が降り始め、次第に豪雨へと変わっていく。

桜の花びらは雨に打たれ、萎れ、呆気なく地面に落ちる。

泥に汚れた花びらが地面に散らばり、もう元には戻らない。

 

しばらくして、美しい二つの花が散り、儚くこの世から姿を消した。

 

5. Monsoon Night

この曲を初めて聴いたのは、THE DINNER のツアーだったと思います。

衝撃的でした。とても興奮したのを覚えています。

圧倒的にこのアルバムの中で一番好きな曲です。

曲の雰囲気はハロウィーンを連想させます。

ガイコツやお化けが楽しそうにラッパなどの楽器を楽しそうに演奏しているイメージ。

だけどこのタイトルから想像するようにそんな曲ではなく、

簡単に言えば、”嵐を巻き起こせ”だと思います。

だから、曲的にも歌詞的にも聞けば気分が上がるし、やってやろう!となります。

自分に勇気や自信が欲しい時に聴くのがピッタリです。

何せ、”嵐の夜” ですから。

自分の人生を一転させる大事なことです。

何かぶちかましてやりましょう。

 

6. Food

まずこの曲を聴いて最初に思ったのは、変。

歌詞もMVも曲も、変な世界に入ったかのような気分になります。

正しく、FOODについて言ってますが、内容はうん、そうだね、です。

いい意味で新しいし、違和感を感じる異色な曲です。

ジャンルとしては、エレクトリックで好きです。

 MVの考察などはできれば後でしたいと思います。


SEKAI NO OWARI「Food」

 

7. SOS

 実写版映画「進撃の巨人:後篇」の主題歌でしたね。

ファルセットがとても心地よくて、好きです。

SOSの語りかけている歌詞はとても印象的で、心によく残ります。

一番好きな歌詞は、

The cries of help disappear
The silence numbs all of our ears
And when we stop listening
Those screams stop meaning anything

(助けを求める泣き声が消え

 静寂が私たちの耳を麻痺させる

 そして私たちが聞くことをやめた時

 その叫び声は意味を成さなくなる)

 

助けを叫んでも、誰にも聞こえていなくて。

何の意味も持たなくて。

だから、自分がその助けを聞こえる耳を持とう。

それが自分を助けることになるって知っているから。

というようなことを曲を聴いて当時考えてました。

私のIDにsound-of-silenceがあるのは本当にこの曲が私にとって大事だからです。

その理由はいつかお話ししたいと思います。

 

 

続きはまた今度。

SUZAKU